太宰治から何をどうやって学べばいいのか分からない答えが絶望すぎる

平日の夕方に私は布団の上で天井を見上げて絶望していた。

私はなんとなく図書館で借りてきた「太宰治の絶望語録」という本を読み終えた所だった。

あまりにも本の内容、というか太宰治の人生が絶望すぎた。つられて私も絶望してしまった。

私は太宰治を読む少女だなんて頭が良さそうでなんだかカッコいいと思い興味もないのに、読んだという事実が欲しくてどうせつまらないんだろうなと思いながら読み始めたのだけど太宰治の言葉達は私を絶望に落としてきた。

私が借りてきた本は太宰治の絶望的な名言を集めた本だった。そこに書かれていた言葉達は本来否定するべき物を全て肯定してきた。美しくはなかった。なんなら精神壊れて仕事を退職した無職のツイッタラーの病みツイートと書いてる事は同じようなものに感じた。

何故この人が後世まで伝えられる有名な作家なのか私には理解できなかった。
確かに文の書き方は綺麗だとは思ったけど内容はただの病んでる文章としか感じられなかった。
教科書に載っている「走れメロス」も私は何故教科書に載っているのか理解が出来なかった。
だってつまらないのだもの。

それにあの文を読んで得られる物は人の愛、勇気、友情の素晴らしさを感じるぐらいしか得られないと思っている。
そんなのプリキュアアイカツ等の子供向けアニメで誰だって小さいうちに学んでいるだろう。
それをわざわざ中学生の教科書に載せて理解し直す意味があるのかどうか私には分からなかった。

今度頭のいい人に会ったら聞いてみようと思った。